一戸建ての駐車場・スペースや考え方についてのポイント!便利で快適に暮らすヒントに。
マイホームを新築する際に多くの人が敷地内に駐車場を作ると思いますが、建物を建てる際の配置計画から考えることをおすすめします。
特に高低差のある土地の場合などは先行して外構計画もざっと計画すると、建物の排水計画などにも配慮されるのでおすすめです。
そして駐車場の計画を怠ってしまうと、取り返しのつかない問題が起こることがまれにあります。
特に多いのが、駐車場のスペースが十分に取れていなかったという問題です。もう家は建ってしまっているのでどうすることも出来ません。。。
せっかく念願のマイホームを手に入れたのに、毎日使う駐車スペースでストレスを感じていてはいけません。
紙面上ではなんとなくスペース取れているように見えていても実は車種が限定されたり、トランクを開けるのにもスペースがなく使いにくいこともあります。
そんなお悩みを少しでも事前に解決できるヒントやポイントを外構屋ならではの視点で考えていきましょう。
Contents
・駐車場で必要なスペースってどれくらいのサイズ感??
基本的に、車2台分を置けるといいと考えがちですが、スペースにもし余裕があるなら+1台・2台の考え方もあってもよいと思います。
今は小さなお子様が、いずれ免許を持つ可能性もありますのでスペースに余裕がもしあれば+1台はあれば安心です。
来客用に、お庭のような使い方をしつつ、いざとなれば駐車場に。というのも考え方の一つになります。
車を停めた近くに、タイヤや洗車グッツなどを収納できる物置を置きたいのでしたらそのスペースを。
バイクや自転車をお持ちでしたらその台数分停めるスペースを。
いずれにしても、現状の生活スタイル+今後の生活環境やライフスタイルを見据えることが大切です。
新築駐車場の最適な幅を決めるポイント!
家を新築するときに、駐車場の幅をどれくらいにすべきか迷うことも多いと思います。
幅を決めるときにチェックしてほしいポイントを解説します。
車幅だけで考えると不十分、基本的な駐車スペースって?
まず車種についてみていきましょう。
軽自動車 全長3400mm×横幅1480mm
中型車 全長4800mm×横幅1700mm
大型車 全長5100mm×横幅1880mm
家庭で使用している車の大きさを考慮したうえで駐車スペースを決める必要があります。
駐車場に必要とされている一般的なスペースは、
軽自動車が縦4m×横幅2m、大型車であれば縦5~6m×横幅2.5m以上になります。
このサイズ感は、スムーズに駐車でき、人が普通に乗降りできるほどのスペースです。
もし、駐車場前の道路が狭い場合何度も切り返して駐車することもあるかと思います。
車いすを使用している場合や荷物をスムーズに積み下ろしたい場合は車のドアを全開にしてもドアが壁に当たらないようなスペースも必要かと思います。
家族がバイクを乗っている場合・自転車で通学している場合もスペースをみておく必要があります。
・駐車スペースは必要ですが、バランスが大切です。
駐車スペースを広くとりすぎて後悔する、ということはあまりないかもしれませんが、
土間コンクリートで固めてしまうと、芝生の庭にしたい、木を植えたい!
となったときに、撤去する必要が出てきますので、必要以上に固めてしまうのも考えものです。
今は、砕石のままで置いておいて暮らしてみるのも一つの考えです。
ご自身が今後どんな暮らしを目指しているのか、お手入れする時間なども考慮しながら考えていきましょう。
駐車場をさらに快適で安全につかえるポイント!
家の駐車場は門周りの大きなスペースを取ることになるので、おしゃれである、統一感のあるデザインが求められますが、それ以上に安全で使いやすいことが重要です。
快適に駐車場を使用するためにおすすめの商材をご紹介します。
① カーポートを設置する
カーポートを設置すると駐車場としての使いやすさが格段に向上します。
愛車を紫外線や雨・風から守ってくれる役割を果たします。
例えば、夏場の車内温度が上がるのを防いだり、鳥のふんなどの汚れからも守ってくれます。
冬場は霜がおりることを防ぐことができるので特に朝の忙しい時間帯に助かりますね。
天気が悪い日には車の乗り降りが快適で荷物が多かったり、お子様と一緒にお出かけの場合、
雨に濡れずにとりあえずバタバタと走ってこけたりすることもありません。
② カーゲートやシャッターで愛車を守る!
視覚的にクローズしてあると安心感は増します。
カーゲートやシャッターを設置して愛車を守れるようにしましょう。
予算の低い簡易的な伸縮門扉からオーバーゲートやシャッターゲートまでいろいろな種類があります。
③ 照明を設置する。
駐車スペースには照明を取り入れることをおすすめします。
防犯的にも安全面にも真っ暗より断然安心です。
カーポートの天井につけたり、柱につけたりとできます。
常夜灯につかうのか、人感センサー付きの照明にするのか、センサーライトのような物も選択肢にはあります。もし新築外構工事で予算的に厳しい場合、カーポートの柱に外部コンセントを回しておくとあとあと電気が必要になったときでもコンセントタイプで設置することも可能になってきます。
④ 車止めを設置する。
スペースに余裕がある場合は、必要ないかもしれませんが、バック駐車で車止めがあるとうっかりバックで建物に衝突・・・なことも防ぐことができます。
完全にあてにしてしまうのもあまりお勧めはしませんが、運転に自信のない方は設置するだけで少し安心感はあると思います。
いかがでしたでしょうか。 エクステリアプランも一つ一つ考えていくと想像が膨らんでくると思います。
ちょっと不安・・・そんな方はぜひ当店へお気軽にお問合せ下さいませ。
皆様の快適な生活のお手伝いができればと思っております。
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