2024年06月28日

バリアフリー住宅の玄関まわり 介護生活に向けてスロープで出入りラクラク♪

最近、お問い合わせの中にバリアフリー住宅でアプローチをスロープにしたいとの内容が多くあります。

新築外構工事で図面段階から計画できるとずいぶん楽に工事も出来ますが、大体は生活して何十年、介護が必要になってきたのでリフォームしたい、
という方がほとんどですので、当時の図面の有り無しで、配管がきっちり図面どおりなのかも定かではありません。
掘ってみて初めて配管があったり、バルブや設備関係の配管が出てきたりとイレギュラーなことが多くあるので、大体いくらですか??
とお問い合わせの中で一番の気になる点、値段の話、予算がわからない・・・。


本当のところ現場調査でじっくり現地を見て当時の図面と照らし合わせながら見積もりをしないと概算では申し上げられないのが現状です。
高低差のありなし(道路や駐車場から玄関入り口までどれくらいの高さをスロープで上がっていくのか)で土を留める土留めの高さが必要なのか
車いすで玄関に行くのにどれくらいの距離が必要なのか、踊り場が必要か、
設備の移設・配管の移設が可能かどうか。(これについては設備屋さんに確認する必要があります)などなど。

とりあえず、ご検討されるのであれば一度お気軽にお問合せ下さいませ。
不安に思っていること、ここが不便・危険な部分をなんとかしたい、そのようなご意見でも構いません。
一度そのご希望を叶えるためにプランニングさせていただきます。
介護保険で受けられるバリアフリーの補助金なども利用するのであれば、要介護認定で要支援・要介護の認定を受けている必要がありますので、
地域のケアマネージャーさんにも相談しましょう。

 

マイホームのバリアフリーのポイント

バリアフリーの基本的な考え方として

★つまずいたり、滑ったりする場所をなくす。

★段差を解消する。

先を見て高齢者の方が工事を考えるというより、ご依頼者はご自身の両親のためにという年齢が費用負担部分の経済的なところかと思います。

新しい設備に少しでも早く慣れてもらうためにも早めの計画が必要になる場合もあります。

 

 

階段からスロープへ・素材について

階段をやめてスロープにすることは、バリアフリーの大切な要素になります。★段差を解消する。
★つまずいたり、滑ったりする場所をなくす。←これについては素材を検討しなければいけません。

おすすめの素材について、コンクリート(ハケ引き)、インターロッキングや洗い出し仕上げなどがおすすめです。
コンクリートでもコテ仕上げは表面がつるつるになり滑りやすいので、仕上げに薄くハケを引いて滑らないようにすると良いです。

少し彩りよくしたい場合はインターロッキングで明るく色めを敷き詰めたり、明るい砂味で洗い出し仕上げをすると視覚的にも明るく仕上がります。

スロープの幅や勾配角度について


屋外のスロープの角度は基準が5%以内となります。
屋外の天候での安全面を考えると緩やかな傾斜を保つことが必要です。
また幅も使い勝手や車いすなどの利用も考えるとスロープを設置する幅は1メートル以上とれるようにするべきだと考えます。






手すりも大事なバリアフリー

お問い合わせの多くある中で予算も低予算でお考えの方におすすめなのが、手すりの工事です。
高齢や病気やケガで足腰が弱くなって身体をうまく支えることも難しいこともあるかと思います。
今ある階段に手すりを設置することで安全に階段を上り下りできるようになります。
歩行時に身体のバランスが不安定になると転倒のリスクも高いため、そうなる前に事前に手すり工事をした方がおすすめです。
スロープを設置する場合には、スロープに沿って手すりを設置した方が良いですね。
車いすの転落防止にもなります。

検討の時期について

だいたいリフォームは50代前半からご自身のマイホームのバリアフリーの工事を考える方が多いと思います。

自分の将来や親の年齢から考えてのタイミングで検討されることも多いでしょう。
ご家族で前向きなリフォーム計画を立てる形で老後についてご家族がまだ元気なうちに検討していても早くはありません。
急に倒れて、車いす生活になった場合いきなり不便な生活が訪れます。

リフォーム資金を用意するためにも、ぜひエクステリア&ガーデン ルーチェにお問合せ下さいませ。
皆様のお問合せをスタッフ一同お待ちいたしております。

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