2024年07月15日

人工芝と天然芝の違いとは???メリット・デメリット 気になるメンテナンスについてポイントまとめ!!

こんにちは、エクステリア&ガーデン ルーチェ 奈良店スタッフです!

今回は、よくあるご相談・・・

そのままの土間コンクリートや土の状態より人工芝や天然芝を設置してナチュラルな状態にしたい。
最近はそのようなお問い合わせを多くいただきます。
人工芝・天然芝にかかわらず、計画立てて導入すれば、見た目も美しいナチュラルな空間を実現できますので、それぞれのメリット・デメリットをご紹介できればと思います。

人工芝と天然芝の違いは?

天然芝は、やわらかい肌触りや自然の美しさを持ちます。
天候や、日照にも左右されやすいので、その環境にあったものを選ぶことをおすすめしています。
日本で最も人気の芝生は、日本芝の「高麗芝(こうらいしば)」。緑色の美しい芝生で、日本の風土に合っているため育てやすい種類です。
一般家庭やゴルフ場などでよく使われています。

高麗芝は、病気にも強く比較的管理がしやすいですが、やはり人工芝と違って5月から11月は成長期であるため月に1~2回の芝刈りが必要となります。
特に、7.8月は月に2~3回 週一回程度の芝刈りが必要になります。
芝刈りを休みますと、次の芝刈りの時期まですごく成長してしまい、刈込みが茎部分になってしまうと芝が枯れる原因となる為、定期的な芝刈りが必要となります。
芝刈りには労力や時間が求められるため、仕事で忙しい方にはおすすめできません。

自然の風合い・ナチュラルな感じにおすすめの天然芝・・・必ず定期的なメンテナンスが必要です!

続いて人工芝は、合成樹脂を利用した化学繊維のため、いつでも美しい状態でメンテナンスも不要です。
弊社の人工芝は、独自の入手経路で仕入れておりますので、メーカー品よりお手軽に、ホームセンターのものより上質にを目標にお客様にお手軽に人工芝を
使用していただけるように価格設定しております!

初期費用は天然芝は安く、人工芝は高い??それには理由があります。

導入する際の初期費用としては天然芝の方がお安く仕上がります。
一般的には天然芝は1平米あたり1000円までで仕上がる程度ですが、人工芝の場合、3倍程度の費用感となるでしょう。

どうやって仕上げていくのか・・・?
人工芝も天然芝も凸凹感がないように現状の土を鋤取ります。
下地を作る為に鋤取りを行い、新しいきれいな真砂土で不陸調整を行います。

天然芝の場合・・・それで天然芝を置き、目土で仕上げていきます。
目土をたっぷりと芝と芝の継ぎ目が埋まるようにしっかりと入れ込んでいきます。
そのあとたっぷりとお水やり。ここから管理がスタートします。
暑い時期でしたら朝と夕方に一日二回、芝の根がしっかりと活着するまで丁寧に管理しましょう。
先ほども申しましたが、定期的な芝刈り、水やり(活着するまで)・夏場はカラカラになりすぎないように水やりは必要な場合もあります。


人工芝の場合・・・新しい真砂土で不陸調整を行い、その上に防草シートを敷きます。
その上に人工芝を敷きつめピンで固定していきます。人工芝はこれでほぼ7年から8年は現状のままです。
日照条件にもよりますが、美しいまま保つことができます。
ただ、落葉は天然芝の上に落ちれば自然にかえったりしますが、人工芝はそのままの状態ですので、ほうきで掃いたりして取り除くことが必要です。

メリット1

基本的に人工芝は下地に限らず、屋内外問わず設置可能です。
天然芝の場合、下地には栄養が摂取できる土や肥料が必要となるので、屋外での設置がメインとなります。
最近では、オフィスや住宅バルコニーに敷いたりと下地にこだわる必要がないため、
緑を感じられる都会的な空間に仕上げられるのは魅力ですのでおすすめです。

庭一面を人工芝に!
広い庭をそのままにしておくと雑草が生えてきます。天然芝のようなメンテナンスもいらず
美しい人工芝で広々ボール遊びも楽しめます。

メリット2

クッション性もあり、子どもも安心!
人工芝にもパイルの長さや毛先がへたらないように固く加工している商品もありますが、
弊社オリジナルの人工芝は、毛先をC型のパイルにしていますのでチクチクしにくく
保育園や幼稚園の園庭でも採用していただいております。

天然芝だった部分を人工芝に!
日当たりで生育にムラが出たり、お手入れの手間も省いていきたいとのリフォーム。
玄関アプローチからの眺めもすっきりと美しくお客様をお出迎えできます。
お花のお手入れに専念できる時間の余裕も生まれました。

デメリット①:

人工芝は天然芝と比べて初期費用が高いというのは先ほど申し上げましたが、初期費用に掛かるのは人工芝の購入費だけではありません。
人工芝施工は土壌面の仕上げが人工芝が美しく仕上がるコツといっていいほど、下地の土の状態をきれいに整地しておく必要があります。
細かい石など凸凹があるとそのまま人工芝も凸凹に仕上がってしまいますので、きれいな真砂土で下地を調整します。
このきれいな真砂土を搬入し、転圧して・・・というところが外構工事業者に任せていただくと美しく仕上がってきます。
DIYでも丁寧に行えば、ご自身でもできないことはありません。

デメリット②:

屋上やテラスなどの屋外に人工芝を設置するときには、真夏の直射日光に注意が必要です。
熱を逃してくれる天然芝とは異なり、人工芝は熱をため込む傾向にあります。
夏に限りますが、定期的に水まきを行うことをおすすめします。

いかがでしたでしょうか?

天然芝のナチュラルな良さもありますね。
ゆっくりお庭のお手入れに時間が取れる方には、育てる楽しみもありますのでおすすめです。

人工芝は、いつでもきれい、メンテナンスフリーです。お忙しい方にぜひおすすめです。
約8年程度は耐久性がありますので(日照条件による)お子様の小さなときの遊び場などに一時的に使用してもおすすめです。

暮らし方・楽しみ方・時間の使い方で、自分自身にあった形でセレクトしてみてください。

ご相談はお気軽に、皆様のお問い合わせをお待ちいたしております!