2024年01月19日

天然芝から人工芝へ、張替費用について

ルーチェ代表の綱田です。

今回は人工芝の張り替え等についてお話ししたいと思います。

目次

・人工芝と天然芝のメリットデメリット

・人工芝を施工するための条件

・人工芝の種類と価格

・人工芝の張り替え

・ルーチェの人工芝

人工芝と天然芝のメリットデメリット

最近流行の人工芝ですが、そのメリットはやはりメンテナンスフリーである事だと思います。

1年中きれいな緑ですし、雑草もほとんど生えてきません。

当然、そのような状態をキープするにはそれなりの施工が必要にはなりますが、最初にきちんと施工していれば、かなり長時間にわたって美しい状態をキープすることができます。

天然芝に比べて施工単価は高いですが、耐久性を810年と考えれば、コストパフォーマンスに優れていることは間違いありません。

たいして天然芝は手入れが割と頻繁に発生しますが、美しく生えそろった天然芝の良さは他に代え難いものがありますし、小さなお子様のおられる家庭などでは、静電気の発生も無く、より自然との出会いがありますので、お勧めではあります。

それでは人工芝のデメリットとは何でしょうか?

私の経験上施工して最初に感じるデメリットはおそらく静電気だと思います。

靴の素材にもよりますが、激しくバチっと電撃を感じることも少なくないと思います。

パイルの劣化によって静電気の発生は少なくなってきますが、施工当初は水を撒いたり、静電気除去剤を噴霧したりしなければ、怖くて歩けない人もいるかもしれません。

また真夏の炎天下ではパイルが熱を持ちやすく、裸足では非常に熱いと感じる方も多いのではと思います。

天然芝のデメリットと言えば、言わずもがなメンテナスが一番です。

とりわけ6月~9月辺りの時期では刈込頻度を上げないと、どんどん成長してしまい軸刈りをしてしまいがちですし、雑草の侵入も激しくなりますので、手入れ次第では数年で雑草の庭に変貌してしまいます。加えて野芝や高麗芝では真冬は枯芝となり、美しさは半減してしまいます。

人工芝を施工するための条件とは

人工芝を施工するためにはどんな下準備が必要になるのでしょうか?

まず、雑草や石コロ等を除去する事から始まります。DIYで施工する場合でも、この作業は絶対に必要となります。

業者に施工を頼む場合でも、この作業をしっかりしてもらわないと、後々問題が色々出てきます。

次に下地の整地作業です。雑草等を除去した際に土のレベルも少し下がってしまったりしますし、大きめの石ころは除去しないと、踏んだ時に違和感を感じたり、ピンが当たってしまい施工しにくい場合があります。

またこの整地作業の出来如何によって、人工芝の仕上がりに大きく影響しますので、この作業の良し悪しが人工芝の仕上がりの良し悪しになると考えて間違いありません。

加えまして、埋設物の有無にも注意が必要です。特にガス管や水道管が地下に埋設されている場合、ピン止め作業で配管を突いてしまいガス漏れや水道管の損傷に注意が必要です。

人工芝の種類と価格

一言に人工芝と言っても様々な種類があります。

パイル形状や長さ、色や使う糸の種類、バッキングの素材や水抜き穴の数等、意匠性や機能性に大きな違いがあります。

パイル形状は最も一般的な平パイルから断面がV字型のVパイル、断面がU型やC型の形状の物も存在します。V型やU型・C型のパイル形状の物は、起立性が高いのが特徴的です。とりわけU型やC型は手触りがチクチクしにくいという特徴もあります。

一般家庭のお庭に使用される物の多くは2040mm程度の長さのパイルを選択されています。20mm以下の短さだと芝庭というよりパターマットのような仕上がりになりますし、40mm以上の長さですと若干歩きにくい感覚を持たれるかもしれません。

20mm以下のパターマットのような人工芝は、コンクリート上に施工したり、バルコニーの床に張り付けたりされる方が多いようです。

価格につきましては、割と幅があり、商品価格で1200/㎡くらいの物から5000/㎡程度の物までパイル数やパイル形状によって異なっています。

人工芝の施工については、防草シートを同時に施工するのが一般的で、こちらもシートの材質によって300/㎡程度の物から1500/㎡もするものまで様々です。

人工芝の施工単価は人工芝自体の商品価格に加えて、人工芝施工単価と防草シートの材工単価を合わせたものが人工芝施工価格として見積に計上されています。

これらに加えまして、雑草除去費用・下地土掘削~残土処分費用・下地床付け費用等が別途計上されます。これは現地調査により現状をしっかり把握したうえで計算されますので、一概にいくらかかるとは言えません

人工芝の張り替えについて

人工芝の耐久性はおよそ8年~10年と言われています。施工場所や使用頻度によりこれよりも早く劣化が進む場合もありますので、あくまで目安と言うことになります。

人工芝を張り替える場合、著しく劣化した部分だけを張り替える場合と、全面を張り替える場合の2種類があります。

部分的に張り替える場合、以前に施工した物と同じ種類を施工しないと、色が違ったり質感が違っていたりしますので要注意です。また数年以上経過している場合、全く同じメーカー同じ種類の人工芝を施工した場合でも、かなり色や質感が変わっている場合がありますので、サンプル等を取り寄せて事前に確認することをお勧めします。

全交換の場合は、同じ物でも良いし、色や質感を変えてみるのも良いかもしれません。

施工の際重要なのは、下地に不陸や土の緩みが無いかだと思います。

水はけが非常に悪い土壌の場合、雨が降るたびに下地の土が緩み、そこを歩行してしまうと下地の土がぐにゃぐにゃになり、そのまま乾くとボコボコになってしまう事があります。

そのような場合には、張り替えの際に下地の土壌改良や水はけ改良工事をお勧めします。

下地に問題が無ければ、既存の人工芝撤去費用と新設人工芝の商品代と張り手間でOKとなります。

ルーチェの人工芝

弊社の人工芝は、パイル長30mm4色、Uシェイプタイプ、ウレタンバッキングを採用しています。

もっともこだわっているのは触り心地の良さ。

子供さんが触ってもチクチクせず、裸足で歩いても気持ちよい柔らかさを実現したUシェイプパイルの人工芝です。

またウレタンバッキングを採用することにより、より耐久性をアップさせています。

加えてパイル数も非常に密でバッキングの色が見える事もまずありません。

これらを芝の専門家である私が厳選に厳選を重ねて製作したのがルーチェオリジナル人工芝です。これをメーカー直販で販売している為、高いクオリティに対してローコストを実現しています。是非皆様に体感していただきたいと思っています。